よその女になった日

家族ができるだけ。そんなことを述べ続けていた。結婚より家族が大事だと思う理由ばかりが増えていった。家族と呼ばない人間を排除しすぎたのか、家族ができるのだから結婚できるはずだ!それで、初めて家族ができるんだ!と述べる人ばかりになっていた。自分は結婚しないで、そんな世界を作ったのだろうと言われていたが、そんな結婚熱が信じがたい汚し屋になってしまった。スカートを汚しさえすれば!!と幸せなんだかどうだかわからないような花嫁で溢れかえってしまったのだ。

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結婚は消えない。スカート汚し変態花嫁に二度と遭遇しないよう結婚を決めた。結婚の余波でさまざまに辛い出来事が日本に起きていた。そのことばかりで、一生なんだ!と思う出来事はなかった。父親の訃報の入った後、離婚を決めた。そんな時こそ、旦那にしがみつくものだと言うが、そうは思えなかった。見知らぬワンルームマンションで葬られるよりは、帰ろう。兎に角、帰ろうと思ったのだ。離婚という事象により、初めてよその女になった。

家族だけなんだ!という岩より硬い一つの事実による結婚主義も一生は続かなかった。クリーニング屋ですれ違うだけだったはずのよその女になったのだ。よその女というのは、辛いものだ。